2021年12月31日付けで、20年間勤務をしたクリニックを退職しました。ちなみに、元看護師です。
今回は「退職金を貰う手続き」です。
(退職手続きについては、「退職手続きどんなことから?退職金が貰えるまでの長い道のり➀」をご参考いただければとおもいます♪)。
私が調べたこと・したことを、素人目線でまとめてみましたので、ご参考になればと思います。
まずは雇用主に確認しましょう
私、退職金出ますか?
私の勤めていた内科クリニックは、家族経営のクリニックでした。また、医師、看護師と医療事務合わせて7人も常勤(社員)がいるクリニックでした。なかなか珍しいです。
勤務途中で「医療法人社団〇〇会」に名称が変わり、おそらくその頃からだと思うのですが中小企業向けの「中小企業退職金共済」というものに入ったようです。
中小企業退職金共済?
「中小企業退職金共済」(中退共とも言う)とは、中小企業のための国の退職金制度で、事業主が中退共と契約を結んで毎月掛金を納付していって、従業員が退職したときは中退共から退職金が支払われるという仕組みです。国の助成があったり、掛金は全額非課税になるそうです。節税対策でもあるようです(笑)
そんなわけで、退職金の心配はなさそうです。
手続きって、どうするの?
まず最初に
事業主(私の場合は雇用主の先生)から「退職金共済手帳」を貰います。
雇用主がご高齢なので「読んで教えてね」と丸投げされ、手続きをされていない3枚セットの手帳を受け取りました。
3枚セットの退職金共済手帳
「手帳」っていうから、手帳サイズだと思うでしょ?違うんですよ〜。大きいんです💦
1枚目の表はすでに名前が印字されています。あと雇用主が掛けていた月数と金額も。
2枚目「被共済者退職届」となっています。これは雇用主が記入するものです。記入が終わったら、雇用主が封書で中退共本部に送ります。※2枚目を1枚まるまる中退共に送るのではなく、一部分を切り取って封書に入れて送ります。
雇用主が中退共に「非共済者退職届」を郵送したあと、1枚目+一部分が切り取られた2枚目+3枚目を雇用主から私が受け取ります。
3枚目は「退職金(解約手当金)請求書」です。雇用主と私が記入します。雇用主は事業主(共済契約者)記入欄に記入をし、私は名前や住所や退職金の振込先を記入します。※「金融機関のハンコ」の欄があって「なぬ?!」ってなりましたが、通帳のコピーでよいそうです。
これで手帳の準備ができました!
添付書類
マイナンバーの入った住民票(コピーでない)+身元確認書類(運転免許証、パスポート、年金手帳とか)のコピーを付けます。
さぁ!請求しましょう!
中退共に送る書類は、3枚目の「退職金(解約手当金)請求書」と添付書類(住民票と身元確認書類のコピー)です。
中退共本部給付業務部へ郵送します。
ひと月後…
不備がなければ、1ヶ月くらいで「退職金等振込通知書」というお知らせが届きます。これには、支払明細と振込日が書かれています。
それから2週間位で振込がありました♪
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退職に関係する手続きは、以上で終わりです!
ひと月半関わっていたので、いざ終わってしまうと「もうこれで縁が切れてしまうんだな」ってちょっと寂しい気持ちにもなりました…が、いまは気持ちもスッキリです^^
退職手続きをなぜか自分でしなくてはいけない方、がんばってくださいね〜!!!!