[定年退職までのリアルな日記]コロナ禍で出会った「両学長 リベラルアーツ大学」

コロナ禍のある日、ふとしたきっかけで「両学長 リベラルアーツ大学」に出会いました。
それまでYouTubeすらほとんど観たことがなかったし、家計簿なんてつけたこともなかった我が家にとっては、衝撃的な出会いでした。

「え、お金って、そんなにちゃんと向き合わなきゃダメだったの!?」この出会いがきっかけで、定年退職に向けてお金のことを真剣に考えるように。

そこでは「お金にまつわる5つの力」を鍛える為のたくさんの動画が提供されていました。

「お金にまつわる5つの力」を鍛えるための多くの動画をきっかけに、定年退職後を真剣に考え始め、そのアウトプットとしてこのブログもスタートしました。

今回は、定年退職を目前に控え、これまでの取り組みを振り返ってみたいと思います。

「お金にまつわる5つの力」とは

  1. 貯める(支出を減らす力)
  2. 稼ぐ(収入を増やす力)
  3. 増やす(資産を増やす力)
  4. 使う(人生を豊かにするためにお金を使う力)
  5. 守る(資産を減らさない力)

一つずつ、我が家の取り組みをお話ししたいと思います。

 

「お金にまつわる5つの力」と我が家の取り組み

1. 貯める(支出を減らす力)

まずは、なんといっても「家計簿をつける」ところからスタート。「何にいくら使ってるのか」を「見える化」するところから始めました。

その結果をもとに、以下のような固定費削減に取り組みました。

  • 民間の医療保険を解約

  • 車を軽自動車に買い替え

  • 通信費やサブスク料金の見直し

これにより、年間およそ50万円の固定費削減に成功。
手続きには手間と時間がかかりましたが、一度完了すれば自動的に効果が続くので、定年前に家計の見直しができたことは大きな安心材料となりました。

もう少し固定費を削減出来そうなのと、併せて食費や日用品などの変動費の削減にもトライしてみようと考えています。

2. 稼ぐ(収入を増やす力)

妻が退職し、自分も定年退職を控える中で「稼ぐ力」の重要性を痛感しました。正直、「稼ぐ力」を鍛えるのが一番ハードル高かったです。

そんな中、妻はブログ・YouTube・ハンドメイド作品のネット販売に挑戦し、色々な壁にぶつかりながらも諦めずに続けた結果、全てで収益化に成功しました。

まだ収益は小さなものですが、フォロワーさんやリピーターさんも少しずつ増え始めています。

私も仕事の傍ら、メルカリで不用品販売に挑戦。想像以上の成果を得ることができました。

目玉となるような不用品自体が減ってきたこともあり、最近の売り上げは芳しくありませんが、不用品がある限りはコツコツ続けていくつもりです。

定年退職後は、週3日の再雇用で働きつつ、妻のSNS活動にも協力していく予定です。黒子ポジション、意外と好きかもしれない 笑

3. 増やす(資産を増やす力)

「増やす力」には個人的に一番興味を惹かれました。

多額の資産を築いている人達のキラキラしたYouTubeチャンネルに目移りする一方で、定年退職までに残された期間の短さと、現実に手元にある資金の額を見比べては、焦りや後悔を感じ、一攫千金の投資方法を探した時期もありました 笑

幸いにも、良書と言われる書籍に出会う事が出来たおかげで、最終的にはシンプルな運用方針に辿り着くことが出来ました。

  • 株式と現金のみで運用

  • 株式は低コストのインデックスファンド一択

  • 必要なときに必要な分だけ売却(課税口座→非課税口座の順)

  • それ以外はJust Keep Buying

ここに辿り着くまでにインデックスファンド以外の商品にも手を出したりして来ましたが、個別株など今の投資方針に合わない商品は売却し、それ以外の商品はインデックスファンドと一緒に持ち続け、必要になったらインデックスファンドの前にそちらから先に売却しようと考えています。

4. 使う(人生を豊かにすることにお金を使う力)

それまでの生活スタイルをコロナ禍により強制的に変更させられたことが大きかったと思います。自分の意思とは無関係に、有無を言わさずお金の使いかたを変えざるを得ませんでした。

生活スタイルを大きく変えざるを得なかったことが「使う力」を考えるきっかけになりました。

コロナ禍で「早く元の暮らしに戻りたい」という話をよく聞きましたが、我が家はいろいろな意味で「前と同じ暮らしには戻りたくない」と考えていました。

この「使う」という力についていえば、コロナ禍前と同じようにお金を使っていたら、我が家は定年退職後にあっというまに老後破産してしまうような状態でした。

とはいえ、行きたい場所、やりたいこと、食べたいもの、飲みたいものをすべて我慢するのではなく、「本当に価値を感じることにお金を使う」 ことを意識するようになりました。

メリハリをつけて、使うと使うべきところには使うし(限度はありますが)、使うべきではないところには極力支出を抑えていくといった感じに。

例えば、

  • 自宅で作れる料理を、手間だけを惜しむ目的で外食することはしないようにする
  • 自宅では作れない魅力的な料理は、お値段が少々張っても幸福感を味わう為に食べにいく

財布だけじゃなく、気持ちもミニマルに生きたいかな。

5.守る(資産を減らさない力)

かつて我が家は「安愚楽牧場の和牛オーナー制度」の破綻に巻き込まれた経験があります。

破綻といっても、実体としては当初からポンジスキームまがいであったことを債権者集会で管財人から説明されました。

もう二度とこんなことのないようにしたいと思います。

それには、①、②、③、④全ての総合力が必要になると思います。

例えば、当時、この和牛オーナー制度については、各種メディアにおいて「元本保証・高利回り」などと宣伝されていたわけですが、そこに飛び付くんじゃなくて、そこに疑問を感じるようでないとダメですよね。

まとめ

こうして振り返ってみると、コロナ禍前ほとんど持ち合わせていなかった「お金にまつわる5つの力」を少しずつと鍛えて続けてきたことが確認出来ました。

「両学長 リベラルアーツ大学」との出会いをきっかけに、私たちはお金について真剣に向き合うようになりました。

そして定年退職を迎える今、当時の決断が本当に良かったと実感しています。

ただ、これで安泰という訳ではないことは理解しているので、これからも継続して鍛えていきたいと思います。

これからも、5つの力を鍛えながら、豊かで安心できる老後を目指していきたい と思います。

と書いていた矢先、サザンのライブで沖縄を訪れた際、深く考えることもなく某ショッピングモールのフードコートで仙台牛タンと盛岡冷麺をいただいたんですが、これが価格と全く折り合わない酷い中身で唖然としてしまいました。

フードコートとは思えない結構な金額だったこともあり久々に凹みました…。

まだまだ修行が足りないようです。

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました