2024年1月、転倒して足首三果骨折をしました。このブログで経過などを綴っていけたらと思っています。
どうぞお付き合いください🐸
足首三果(脱臼)骨折しちゃった
ところで三果ってどこ?
くるぶしをまとめて「果部」といい、小指側の腓骨(ひこつ)が外果、親指側の脛骨(けいこつ)が内果、脛骨の後ろが後果となります。
私の骨折部位を絵に書いてみました。
この3箇所を骨折するのが「三果骨折」です。
症状は?
怪我をしてすぐ靴の中でムクムクと腫れ上がり、足をつくたび激痛、膝下までの内出血もありました。
もう思い出したくない感じです💦
救急外来受診→入院
救急外来受診
人生始めての救急車にのり、救急外来受診です🚑
たぶん絶対に骨折だけど「もしかしたら捻挫かも?」という願いも込めてCT検査を受けましたが・・・。
医師の「うん、診断どおり骨折だね〜。手術だね〜。」「家、遠いんだよね?どうする?帰る?入院する?」の声で現実にかえりましたよ。
入院
実は旅先での怪我でした。家までは片道3時間。しかもお正月でおそらく地元の病院にはすぐにかかれない・・・。
旦那さんは「ここで手術します」と即答でしたね。でも即答してくれて助かりました。
治療開始
治療方針
- 三果のうち、後果については関節に対しての接地面が少ないし止めなくていいと思う。手術は内果と外果の2箇所になるかな
- 内果はプレート+スクリュー、外果はスクリューで固定予定
- プレートは入れっぱなしでも大丈夫だけど、違和感感じて邪魔になる可能性も。最寄りの病院で相談してね
- 足首の可動域はリハビリ頑張ってもらってなんとかなる部分と、それでも固くなってしまう可能性もあること
との説明を受けました。
シーネ(副木)固定
手術までは、足首を固定させておくために簡単に取り外せるシーネ(副木)固定をすることに。
足の形に固めてあります。ギプスシーネっていうのかな?
リハビリ
入院1日目からリハビリが始まりました。
リハと言っても手術までは激しいものはなくて、足首をひねらないように注意しながら「底屈」「背屈」を繰り返して足首が固くならないようにすることと、
寝たまま足を上げて筋肉が痩せてしまわないように筋トレなどを教わり、暇なときに行っていました。
入院生活
車椅子
手術までは車椅子を愛用。6年前の経験があり、ベッドからの移動もトイレも慣れたものでした。
患側(骨折側)の指先だけ10kgまで床についてもいいって言われていましたが、怖くて💦
食事
骨折が関係しているのか?毎日牛乳が出ました。それと、さかな料理が多かった気がします。
年齢からのカロリー計算だとは思うのですが、米飯の量が多くてね・・・。でも残さず食べました!
シャワー
入院4日目にシャワーを浴びました。
足のシーネを外して浴室に行き、移動を見守ってもらった後は一人で浴びることができました。ただ、腫れ上がった足を見るのは怖かったなぁ・・・。
触るのも怖くて、足の裏が洗えなかったです💦
足の腫れ
入院前の救急外来で「手術は4日後に予定しておこうかな」と医師が言って、耳を疑ったんだけど・・・本気だったらしいです。
ただし「腫れが引くこと」「水疱が出ないこと」が条件で、残念ながら予定していた4日後には手術はできませんでした。
なぜ腫れが引かないとだめ?
なぜ腫れがひかないとだめなのか?
腫れていることで骨片が周辺の組織に圧迫されて包まれ隠れたりして見つからない場合もあり、手術後見つからなかった骨片が筋肉や腱や神経などを損傷する恐れがあるためだそうです。
水疱が出てはいけないのは?
骨折したことにより組織が腫れることで、行き場を失った水分(血清やタンパク質が混ざったもの)が組織からしみ出て皮膚の表面に溜まり、水疱を形成してしまうそう・・・。
ということは腫れを早く引かせないとだめってことですよね。
回診時、医師はしきりに「水疱は大丈夫?」って心配していました。
ひたすらRICE処置
RICE処置とは、
の4つの処置の頭文字から名付けられたもの。
ひたすらアイスノンで冷やし、絶えず枕で足を挙げ、キツめに包帯も巻き・・・。
その甲斐あって腫れは落ち着き水疱もできず、入院8日目に手術が決定したのでした!
手術当日(手術前まで)
手術はお昼からということで、11時までは飲水可。OS-1を1本飲んでおいてくださいと。
当日にシャワーが浴びられるので、身ぎれいになった後着替えを済ませました。
また全身麻酔だ・・・わかっている分なんだか不安もあり、考え事をしていたら「手術の時間が少し早めになったけど行ける?」とナースの声。バタバタのまま手術室へ向かうのでした。
今回はここまで
怪我や病気をするとわかる、健康のありがたさ。
関わってくださったすべての方に感謝です✨
退院後に自宅に帰って思ったのは、足を上げるためのものがない!ということ。
病院は何でも揃っていて便利だったなと思うのでした。