[人生最大の大ケガ!]前十字靭帯損傷(ACL)➀〜トホホなケガから手術決定まで〜

スポーツ選手しかこのケガはしないんだと思ってました(笑)

私は元看護師で、市民ランナーです。手術後から4年たち、今はケガ前とほぼ変わらない生活ができています。それは、頑張って手術やリハビリを乗り越えたからだと思っています。正直、リハビリは辛かったです(T-T)

これをお読みいただいている方は同じケガの方でしょうか?こんな私の体験記で少しでも不安が減ってくれたら嬉しいです♪

入院から手術、退院までは、「[人生最大の大ケガ!]前十字靭帯損傷(ACL)②〜入院手術から退院まで〜」をお読みください^^

ケガのはじまり

志賀高原でのできごと

2017年12月23日。

待ちに待ったスキーシーズンが始まり、ウキウキでスキーを楽しんでいる最中に転倒・・・。起き上がって板を履こうとしても、右膝がグニャングニャンで踏ん張れないというか力が入らず履けないんです💦 痛いのか痛くないのかもわからない状態でした。

無理を言って下りのリフトに乗せてもらい、念の為、志賀高原の診療所へ。

簡単な診察でした。先生は「明日痛くなければスキーして大丈夫」と言ってくれました。私も大怪我とは思っていなかったので、湿布をもらい手持ちの痛み止めを内服して一晩様子を見ることにしたんです。

なんか、ヤバそう・・・

2017年12月24日。クリスマスイブ。

朝起きて、私の目に飛び込む腫れ上がった膝。もしやこれはマズイやつか??と。

家の近所の整形外科医院を調べて、ちゃんと受診することにしました。

ちゃんと病院へ

膝の水を抜きました

休日だったこともあって、大混雑の病院。やっと呼ばれて膝をみるなり、

ブスリ!っと、針を刺されました。

すっごい量の血性の水が抜かれました・・・。おかげで膝の腫れもしぼみました(笑)痛かったのかどうかも覚えていませんが、水を抜いたら楽になったのは間違いありません。

レントゲンとMRIを撮りました

相変わらず、MRIはドンドコドンドコうるさい(笑)

画像を見ながら言われたMRIの結果は、「おそらく靭帯やってるね。」と。水曜日にスポーツ膝の専門医の外来があるってことでまたその日に受診ということになりました。

靭帯・・・靭帯・・・靭帯・・・頭の中が真っ白です(T-T)

スポーツ膝の専門医に会う

緊張のご対面

2017年12月27日。

水曜日になりました。緊張しながら会ったスポーツ膝の専門医は、サバサバした女医でした。「うん。これね、前十字靭帯損傷。あとね、側副靭帯損傷もね。」とMRI画像を見ながら説明してくれました。そしてこれからの流れは、

  1. ひと月半、リハビリ。
  2. その後手術。
  3. スポーツ完全復帰は8〜10ヶ月後。 とのことでした。

でも私の頭の中はどうしよう💦どうしよう💦そればっかり。今現在の不安しかない。仕事はどうするの?生活はどうなるの???って。

術前リハビリ

初日

2017年12月28日。

しばらく落ち込んでいましたが「ケガをしたのは現実。もう前に進むしかない・・・。」と諦めました。

リハ室で挨拶を受けた担当PT(理学療法士)さんは、20代のサバサバ女子でした。話しやすそうでよかった。これから長い付き合いになりますもんね。

曲がらない膝の角度を測って、ごっついサポーターを購入してこの日は終了です。

2日目からひたすらリハビリ(3ヶ月以上)

ここから、長いです。ほんとに長いです(笑)私はリハビリが終わるたびに日記を書いていました。その日記も交えながら。

年が明けてから、2〜3回/週のペースでリハ室に通いました。とにかく早く手術をしてもらうために。気を抜くとすぐ膝が曲がらなくなってしまうので、リハではとにかく曲げることに重点を。

年末に角度を測ったら80度💦⇒これを手術前に140度までもっていきたいとのことでした。

家でもやってはいたんですよ。でも甘えが生じるんです「ここまででいいんじゃん?」って。リハに行くとすぐにバレますが(^^;

PTさんに筋肉の緊張を取り調整してもらったあとに、バランスボードに乗って片足立ちスクワットしたり、ボールを挟んでリハしたり。ランジをしたり・・・と。

主治医もたくさんの患者さんを抱えているのにちゃんとリハ記録を見ているらしく、行くたびにリハの内容が追加されていきました。

2ヶ月経つ頃にはほぼ体幹トレーニング💦

のんびりした空気のリハ室なのに、ひとり大汗かいて筋トレ状態。遠くから不思議そうに見ている車椅子のおじいちゃん・・・。

リハのない日は、近くの公園で6kmほど速歩をしていました。また、足の神社参りで京都まで旅行し2日間で43kmも歩いてしまい、リハでさすがに怒られました〜(笑)

肝心の膝の曲がりは、なんとか140度に。

自宅のリハ用に購入したものを、ページ下部に記載しております⇓⇓⇓

手術が決定!

なかなか厳しい主治医の言葉

2018年4月18日。

最初の診察から3ヶ月超え。待ちに待った日がやってきました!

旦那さんと一緒に診察室へ。主治医の口からでたお言葉はなかなかのものでした。

  1. 私(主治医)は、苗を植えるだけ。どう育てていくかはあなた次第。
  2. 移植した腱は細胞が一度死ぬ。そしてまた新しい細胞に生まれ変わる。それがだいたい4ヶ月かかる。じゃあその間は何もしなくていいじゃんって思うかもしれないけど、そうじゃない。今のあなたの筋力を100とすると、術後1日で0になる。その0を早く回復させるためにリハビリは不可欠。2日目から開始する。
  3. 6ヶ月の時点で80%にまで戻らなければ、以後の運動はもうできないと思って。

絶句。言葉が出ませんでした…。でも、前に進むしかないんです。6ヶ月後どうなっているかなんてわからない。合格かもしれないしダメかもしれない。でも進むんです!!

そんなわけで、2018年5月11日に手術が決まったのでした。


[自宅リハ用に購入したもの]

✿足に挟んでのリハ用に。膨らませて使います。

✿バランスボードは旦那さんも愛用♪

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