昔から金は「有事の金」と言われ、世界を揺るがす事態…政治問題や戦争、新型コロナや大規模災害などが発生したとき、そのたびに株が売られて株価は下がり、金投資が増えて金価格が上昇する傾向が。
株や債権などは、発行した企業や国が破たんした場合価値がゼロになってしまう可能性もあるけど、金は実物資産なので紙上での資産と違い、無価値になる可能性は低いかと。
さらに「ドルコスト平均法」という、月々購入することで金価格の上下による影響を受けにくい投資手法をとっているため安定が期待できる・・・はず。
そんな私も「🐷純金積立コツコツ♪」の歌に誘われて、2010年からコツコツ。
金融商品を多少なりとも勉強した今なら絶対に選択しない商品です
そう、なんとなく…。
純金積立
純金積立とは
毎月、定額で金を購入すること。
月々1,000円から始められるものもあるようです。この月々の金額を決めて購入することを「定額積立」といい、毎月1gとか2gとか量を決めて購入することを「定量積立」と言います。
純金積立をおこなっている機関で口座を開設します。
購入した純金(GOLD)はどこに?
金の現物は取扱機関が管理しています。安心といえば安心。
毎月買って、その後はどうするの?
毎月定期的に購入する純金。実際に受け取り手元に置いておくこともできるし、売却ももちろんできます。売却は金を実際に手に取ることなく取扱機関を通じて売ることです。
いまは金の価格も上がっているし、これまでの投資額より売却額が上がれば利益を得られますね。
純金積立はメリットよりもデメリット多し!?
知っていたら・・・
最初に書きましたが「今なら絶対に選択しない商品」です。
どうして今なら絶対に選択しないかというと費用と手数料が高すぎるから。
手数料って?
積立にかかる手数料。
1ヶ月の積立額の合計 | 積立手数料率 |
3,000〜29,000 | 2.5% |
30,000〜49,000 | 2.0% |
50,000以上 | 1.5% |
積立手数料は、なんと2.5%!冗談でしょ?
メガバンクの金利が0.002%の時代に、積み立てる度に利益が出ようが出まいが毎回無条件で2.5%の手数料が持っていかれてしまいます。
ゲスニックマガジンの西条さんなら「いい仕事だなぁっ!」と言い出しそうです 笑
年会費
ネットサービス利用で無料に。
今でこそ年会費は無料ですが2018年までは¥1,080/年の年会費が発生していました。
口座管理料
毎月積み立てている場合はかかりませんが、積立を休止した場合は口座管理手数料¥1,320/年
引き出し
地金で手元におく為に現物を引き出すには、¥2,200/1回
現金化は手数料無料。※ただし現金化による返却金の振込手数料がかかる
税金がかかる!
だそうです。
金の売却益は「総合課税の譲渡所得」となってしまう為、給与収入がある状態で売却益が50万円/年の特別控除枠を超え
なんともかんとも・・・

「ちゃんと理解していました?」って、当時の自分に聞いてみたいもんだ。
純金積立は金利も配当金もありませんので、購入した時よりも高い金額で売る以外に利益を確保する手段はあり
しかも、先程の手数料や年会費を考慮した上で、です。
肝心の金価格ですが昨今の政情不安を背景に一時は高騰したものの最近では米国の金利上昇の煽りを受けて失速気味。当面、高値更新の可能性は低いかと思います。
では、どうすべきか?
- 高い手数料でもリスク分散と割切り積立を続ける
- ある程度利益が見込めるうちに売却してしまう
- 積立は止めて、地金として現物を引出して売却タイミングを待つ
出口戦略は、積立を始めるよりも難しい…。
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